| パヒューム ある人殺しの物語 |
| 2007.04.03.Tue / 15:17 |
| パヒューム ある人殺しの物語(公式サイト:http://perfume.gyao.jp/) 観てきました。 英 語 だ っ た 。 いや、パリがメインでフランスの話しだから、てっきりフランス語だと思ってたんで、ちょっとショックでした。 原作を読んだことのある身としては、いろんな意味でかーなーり不安だったわけですが(字幕が戸田御大だとかな!)、蓋をあけてみたら、わりと良い作品に仕上っていて安心しました。 字幕は、今回はそんなに気にならなかったかな……根本的に台詞が少なかったからなのかもしれませんが(爆) 原作読了時の感想という名のメモ http://ranto.blog43.fc2.com/blog-entry-2.html パンフレットに香りがつけてありましたけど、んー……; アイデアは良いと思うけど、パンフレットそのものの匂い(紙とインクの混じった、折り紙みたいな匂い)と混じっちゃってますよ…そういうのって気付かないのかな。(^^; そして一番の衝撃はといえば、ヒロイン(?)を演じた娘さんが、まだ当時15歳だったってコトでした。(^^; 以下、ネタバレ含む箇条書き感想 ・エグくないかといわれれば、決してそうではないけれど、意外と抑えた表現だったと思います。冒頭の魚市場はちょっと……な部分もあったけど、それを越してしまえば、普通に耐えられるレベル。
・時間尺の関係もあって、かなり駆け足でしたけど、でも割と原作にも忠実だったと思います。 もしかしたらあのラストは変わるのでは…とか思ったりもしましたが、そこもそのままでしたからね。細かい変更は幾つかありましたが。(マダム・ガイヤールが強盗に殺されたりとかね…) ・最初の教会〜乳母のやりとりが一切ないのは、観客に「グルヌイユには体臭がない」という部分を隠すためなんですね。あれが彼のアイデンティティであり、逆に彼の行動原理であるわけだから。 彼自身がそれに気付いたときの衝撃を描きたかったのだろうけど、でも……どうかなー。観客にそれがちゃんと伝わったかどうかは、微妙かもしれない… ・ダスティン・ホフマンの白塗り……(笑 ・プラム売りの少女の匂いを嗅ぐシーン、ほとんどストーカー並みで怖い。 「後ろ! 後ろに変態がいるよ! 逃げて、逃げてぇぇ!!;」てな感じ。(^^; ・丘の上でローラの匂いを追うシーン、まさに昆虫並みの嗅覚でしたな。(^^; ・処刑場のシーン、一歩間違うとギャグになりかねなかったけど(実際、隣に座っていた旦那は吹いていた)、グルヌイユが「自分は絶対に愛されないのだ」と気付くシーンは良かった。 ただ、そこに彼自身の心に人の形があったかどうか、というのは原作を読んだだけではちょっと不明かもしれない…なにしろ、先日みた「クロコダイルの涙」もそうだけど、グルヌイユは爬虫類も通り越した奴だったんだなと思ったので。(ある意味、究極に純粋なのだとも思う) おそらく、彼は自分が犯した殺人について、最後まで「罪」の意識はなかったと思う。 純粋に、良い匂いがつくりたかった、人を惹き付ける究極の香りが作りたかった・それをモノにしたかった、というだけで。結局それも叶うことはなかったわけだけど。 ちなみに、原作を旦那に「読む?」ときいたら、「ちょっと怖かったからやめとく;」と言われました。(^^; 私自身が怖いというか、スーパーナチュラルな部分で怖いなぁと思ったのは、グルヌイユが拠点を移動するたびに、そこで関わった人物が、彼が手を下したわけではないのに、ほとんどが死んでいるってとこですね。あれは、何なんだろうなぁ; |
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